ドリル工房 blog

何か作ったり、制作過程や環境を記録したり紹介したり。

タミヤ ホーネット その5

前回までの工程で、ホーネットは以前にストックしていたパーツを使用して予定していた改造を一通り行った状態になりました。
今回からは新たにパーツを用意しての改造になります。

 

現在のタミヤのラジコンはある程度の規格化がされており、規格に適応したものならパーツを使いまわすことが可能です。
また、適応してなくても前回のホイールアダプタの様に、規格に適応させる為のパーツが用意されているものもあります。

ホーネットやグラスホッパーといった車種は低価格な事もあって、切ったり張ったり自家製パーツを用意したりと過激な改造例もあるのですが、このホーネットに関しては基本的にタミヤの規格に沿ったパーツを使用して、後に引けない改造はなるべくしない方針で進めたいと思います。

前回は後輪を現行の2WDバギーのものに交換しましたので、今回は前輪に取り掛かりたいと思います。

早速、amazonで見繕って以下のパーツを調達しました。

・アストラルディッシュホイール 前輪
・ワイドグルーブドタイヤ 前輪

f:id:drill-kobo:20180603223414j:plain

 

 

取り付けはノーマルのホイールからベアリングを取り出し、ベアリングをパーツクリーナーに漬けおきします。
意外と汚れていたので脱脂を兼ねて洗浄。

f:id:drill-kobo:20180603223502j:plain


その間にホイールとタイヤを組み合わせます。

f:id:drill-kobo:20180603223553j:plain


前回の後輪もですがホイールとタイヤの接着は特に行っていません。
ベアリングの洗浄が終わったら注油を行い、なじませたら新しいホイールに装着しシャーシに組み込んで完了です。

f:id:drill-kobo:20180603223728j:plain

ノーマルとの大きさの比較はこのような感じです。

f:id:drill-kobo:20180603223813j:plain

写真はパースがついて解りずらいですが、結構大きさが異なります。

f:id:drill-kobo:20180603224038j:plain

 

ノーマルよりもタイヤが大きくなった影響で、フロント側の車高が高くなっています。


ともあれ、これで前後タイヤは現行のパーツになりましたので消耗しても安心ですね。

○現在の仕様
・フルベアリング
・ハイトルクサーボサーバー
・RS-540スポーツチューンモーター
マイティフロッグ アルミ・ホイールアダプタ
・アストラルディッシュホイール 後輪
・後輪スパイヤースパイクタイヤ2本セット
・アストラルディッシュホイール 前輪
・ワイドグルーブドタイヤ 前輪

以上


SP.1207 2駆オフロードWグルーブドタイヤF(60/19)【51207】 タミヤ [タミヤ SP1207WGタイヤ]【返品種別B】

51205 【タミヤ】RCスペアパーツ SP1205 2WDアストラルディッシュホイールF

 

タミヤ ホーネット その4

さて、ホーネット用にストックしていたパーツを組み込む続きです。

初回の状態確認の際に装着していた、現行バギー用のタイヤを改めて装着していきます。

ホーネットのタイヤは、先に出ていたマイティフロッグと同じものを使用していますが、走らせていくとあっという間にスパイク部分が摩耗してしまいます。
当時は復刻バギーも発売がされ始めたタイミングで、パーツの調達もなかなか苦労するだろうなと考えていましたので、調達が楽な現行バギーのものに交換してしまおうと思案した模様です。

当時後輪用に調達していたのは以下のパーツになります。

マイティフロッグ アルミ・ホイールアダプタ
・アストラルディッシュホイール 後輪
・後輪スパイヤースパイクタイヤ2本セット

f:id:drill-kobo:20180531225801j:plain

f:id:drill-kobo:20180531230054j:plain

f:id:drill-kobo:20180531230118j:plain

タイヤの大きさを比較するとこのような感じ。

f:id:drill-kobo:20180531230502j:plain

 

現在使用しているノーマルタイヤと交換して、サクッと装着。

f:id:drill-kobo:20180531230231j:plain

f:id:drill-kobo:20180531230606j:plain

f:id:drill-kobo:20180531230651j:plain

とりあえずストックしていたパーツはこれで終わりになります。

○現在の仕様
・フルベアリング
・ハイトルクサーボサーバー
・RS-540スポーツチューンモーター
マイティフロッグ アルミ・ホイールアダプタ
・アストラルディッシュホイール 後輪
・後輪スパイヤースパイクタイヤ2本セット
以上

 


!【タミヤ】 58336 ホーネット(2004)組立キット+45053 ファインスペック電動RCドライブセット+チャンプオリジナル:フルボールベアリング

タミヤ ホーネット その3

さて、十数年ぶりに動く状態になったホーネットの続きです。
(※今回は導入が長いので適当に読み飛ばしてください)

私のラジコン歴は、子供の時にコロコロコミックで「ラジコンボーイ」という漫画に影響されて始まりました。

f:id:drill-kobo:20180530220629j:plain


主人公のワイルドウィリスは子供心にカッコ良く、憧れのマシンとなりますが小学1年生には手が出せない価格で、近所の6年生のお兄さんが走らせているのを唯々羨ましい気持ちで見ていた記憶があります。

そのうちジープのトイラジを買って貰って走らせるのですが、トイラジ故にウィリスのようなスピードは出る訳もなく圧倒的な敗北感を覚えました。
このジープは雪の降った日に漫画のように外で走らせた結果、動かなくなり最後を迎えます。

それから数年の時間が経過し、5年生になった私がお年玉やおこずかいを貯めて手にしたのが初代のホーネットです。
さらに数か月おこずかいを貯め、通販でテクニゴールドモーターを入手して装着したホーネットは直線番長となり、普通に曲がるだけでもリアが横滑りする暴れ馬と化しました。
そして数年が経過し、このホーネットでめったに遊ばなくなった後も本棚の上に飾っていたのですが、進学で上京した最初の夏休みに帰省した際には、既に父親に捨てられていたのでした。

----

前回の記事にて動く状態に仕上げたこのホーネットは2004年に復刻されたもので、
組立の際にフルベア仕様にしてあります。

その後にいくつかのパーツを購入しており、今までスットックしていましたがこの機会にそれらを組み込んでいきたいと思います。

前回のRCメカの組み込み時にハイトルクサーボセーバーの組み込みは済ませましたので、今回は次のパーツを組み込んでいきたいと思います。

f:id:drill-kobo:20180530220927j:plain

f:id:drill-kobo:20180530220947j:plain

タミヤのRS-540スポーツチューンモーターです。

f:id:drill-kobo:20180530221028j:plain


現在ではテクニゴールドを超えるモーターもざらにあるようですが、
現在使用しているESC的にもこれくらいが良い感じではないでしょうか。

取り付けはキット付属のマブチの540モータと同じ大きさなので、単純に交換で完了。

f:id:drill-kobo:20180530221121j:plain

初代はノーマル+テクニゴールドでしたので、子供時代のホーネットとほぼ同等になったかと。

f:id:drill-kobo:20180530221201j:plain

f:id:drill-kobo:20180530221238j:plain

f:id:drill-kobo:20180530221338j:plain


というか、テクニゴールド乗せるのにベアリング入れてなかったんだな…。
恐ろしい子

○現在の仕様
・フルベアリング
・ハイトルクサーボサーバー
・RS-540スポーツチューンモーター
以上

タミヤ ホーネット その2

RCを複数所持した瞬間から発生するお悩み。

それはRCメカの使いまわしではないでしょうか?

 

キットの形式で販売されているラジコンは、別売りのプロポのセットやバッテリー等の機材を一式そろえないと動かすことができません。
そこで2台目以降は持ってる機材を使いまわして…、と連鎖してメカ類を抜かれたマシンが増えていきます。つーか増えました。


国内メーカーの機材が単品売りだと入門用でも割高になってしまうのが一因でしたが、現在では海外製の安い機材がamazonで簡単に購入できる時代となりました。
使用機材が指定されているレースに参加するわけではないので、複数のマシンを遊びで走らせる分には海外製でいいんじゃないかなと考えた訳です。

 

そんな訳でamazonでメカ類ポチりました。

プロポ GoolRC TG3 2.4GHz 3CH…2800円

f:id:drill-kobo:20180529232202j:plain


ECS GoolRC 320A ブラシ ESC…1260円

f:id:drill-kobo:20180529232315j:plain


サーボ MG996R メタルギア・デジタルサーボ…1620円

f:id:drill-kobo:20180529232349j:plain

 

プロポに関してはKOの2.4G のものがあるのですが、追加の受信機が5000円程になるので、今回のプロポをお遊び用に用意しました。次回から対応の受信機が900円程で用意することができるので、これから複数台を2.4G 化することを考えるとコスパは良いのではないでしょうか。

 

早速プロポの設定をして、組み込んでいきましょう。


・モーターは保管していた、ノーマルの540モーターを搭載。

f:id:drill-kobo:20180529232828j:plain


・後輪は箱の中に保管していたステーを使用してノーマルの状態に。
・ハイトルクサーボセーバーの在庫を保管していましたので使用。

f:id:drill-kobo:20180529232944j:plain

 

手持ちのバッテリーを充電し、動作をチェック。

f:id:drill-kobo:20180529233018j:plain

f:id:drill-kobo:20180529233131j:plain

ESCも煙を上げることはなく、まずは、当初のプラン通りに再び動くようになりました。

ホーネット復活です。

f:id:drill-kobo:20180529233402j:plain

f:id:drill-kobo:20180529233431j:plain

○現在の仕様
・フルベアリング
・ハイトルクサーボサーバー
以上

タミヤ ホーネット その1

このブログを企画して最初に取り掛かろうと思った題材は、
プラモの制作の記録だったのですが、それよりも先に着手したいものを見つけました。

話すと長くなるので割愛しますが、我が家には数台のRCカーがあります。
ですが、どれもメカ類を移植されたり、組み立ての最中のまま完成しておらず
動かす事が出来ない状態となっています。

そのままの状態で長く保管してきましたが、国外メーカーのものであれば、RCメカ類も安く入手できる時代になったので、まずはこのRCから着手したいと思います。

最初の1台はこのマシンから!

f:id:drill-kobo:20180527141219j:plain

ホーネット パッケージ

タミヤ ホーネットです。

80年代のRCブームを支えた名車の1台ですね。

 

f:id:drill-kobo:20180528220702j:plain

外観から確認できる状況は以下のような感じです。
・受信機、アンプ、サーボがすべて不在。
・モーターなし。
リアタイヤが現行のバギーのものに交換済み。
・サーボのステーや、ステアリングロッドは保管しているのを確認。
・最後に走行した後、分解、洗浄、組立をしていたので目立つ泥汚れは見受けられず。

f:id:drill-kobo:20180528220738j:plain

f:id:drill-kobo:20180528220835j:plain

f:id:drill-kobo:20180528220915j:plain

 

2004年に復刻されたタイミングで購入しフルベア仕様で完成させ、数回走行させて
クリーニングした後、別のマシンにRCメカを移植された状況です。

とりあえずはメカ類を手配して、ノーマル仕様に復元する作業を開始します。

ドリル工房 ブログ開設

ここ数年の間、仕事としてモノを作ることをしてきましたが、
振り返ればプライベートで物を作ることが疎かになっていました。

今更感もありますが、作ったモノ、環境などの記録。
Web関係の勉強も兼ねてこのブログを開設したいと思います。